
代表取締役社長
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代表取締役社長森田 潤
昭和57年(1982年)4月
西松建設株式会社に入社
平成25年(2013年)4月
西松建設株式会社 執行役員に就任
平成25年(2013年)6月
西松地所株式会社 取締役(非常勤)に就任
平成29年(2017年)4月
西松地所株式会社 代表取締役に就任

建物の生涯に寄り添い、地域と共に歩む「総合不動産サービス」の強み
私は西松建設に新卒で入社し、建設現場の事務から始まり、経理、営業、開発事業などを経て西松地所の代表に就任しました。西松建設は2024年で創業150年、西松地所は65年を迎えていますが、私はそのうちの40年以上を西松建設グループと共に歩んできたことになります。 その中で強く感じていることは、建物は建てて終わりではなく、50年、60年、あるいはもっと長い期間かけて、その地域に根差していくものだということです。建設から管理運営、ライフサイクルコストまでを考えながら建物の生涯を支えていく点は、まさに西松建設グループとしての西松地所の強みと言えますね。

「まちづくり」は、不動産、地域社会、顧客、自社すべての将来性を育む
不動産の運営管理に携わるうえで、やはりまちづくりの重要性は大きいと思っています。建物を良好な状態に保ち、空間の質を維持することは基本ですが、社会や地域に受け入れられて、活用されてこそ、新たな価値が生まれる。地域の方にとって大切な場所になりますし、お客様の満足度も継続的に得られます。またそれが、企業としての評価につながると考えています。 さいたま市の「ハレノガーデン」の開発も、まさに地域と共につくり上げたプロジェクトです。田んぼだった場所に、地域の方々の声を取り入れながら、商業施設を建設しました。当初は想定していなかった使われ方も生まれ、今では地域にすっかり馴染んでいます。 西松地所の仕事はサービス業ですので、企業やオーナー様だけでなく、エンドユーザーへのサービスも見直す必要があると考えています。 地域の特性や観光資源を活かしながら不動産を運営し、働く方や地域の方の「顔が見える」仕事の仕方を心がける。モノではなくヒトと向き合うことが、総合不動産サービス企業として活躍し続ける秘訣だと思っています。

前向きに、一歩踏み出す勇気を大切に
西松地所は、どちらかというと堅実で慎重な社風です。しかし、自分の個性を活かしていくためには、物事を前向きにとらえて、一歩踏み出せる勇気が必要だと考えています。技術的な知識やノウハウは自然に身についていくので、あまり心配しなくても大丈夫です。まずは、働くことに対して前向きに、そして夢中になってやりがいを見出す。お客様の目線に立って、柔軟に考える。そういった心持ちを大切にしてほしいですね。西松地所は、「来るもの拒まず」の精神で、さまざまな個性やバックグラウンドを持つ皆さんを歓迎します。今は終身雇用的な考え方も変わり、あらゆる働き方を模索できる時代になりました。そんな中で西松地所に飛び込み、夢中になれる何かを見つけてくれたなら、大変うれしく思います。
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